江戸の頃のことを日本史で学習した時、当時の日本の農民のイメージがどうしても貧窮にあえぎ、貧しい生活をしていたように想像してしまう。士農工商などという階級があって農民は武士の次だと位置づけられていたが年貢を巻き上げられ必死に暮らしていた。そんなイメージだ。それに、江戸時代に何度か起こった飢饉。教科書の挿絵をみたら、これまたひどくて、目に余る情景が描かれている。けれど、本当にそうだったのだろうか、江戸の華やかな文化というものの主役である江戸や地方の人たちとはいったい誰が主役だったのだろうか、武士だろうか商人だろうか、はたまた職人たち?商人が売るものを買うのは?職人が作ったものを買ったのは?
江戸の頃、人たちはもしかしたら私達がイメージするよりも全然活気をもって生きていたのではないかと思う。
 変わって、現代。戦後7~8十年が経過し、もし未来の歴史の教科書に今が載るなら、バブルの崩壊、経済成長の低迷、そのなかでの増税、サラリーマン階級の人たちの生活は貧窮するばかり、先の見えない生活を日々くらしていた。くらいだろうか、そう書かれても嘘ではない、でも本当にそうだろうか?結構楽しそうに日々くらしている人が私の周りにはたくさんいる。